第2話

　
相川摩季は夢を見た。
体操をしていた”あの頃”の夢。

｢お母さん！見てて！｣
夢の中で母親が頷き、摩季は笑顔で華麗に舞い、着地を決めた。
その瞬間、母親が消えた。｢お母さん、どこ？お母さん！｣
夢はそこで覚めて、摩季は現実の世界に戻ってくる。
目に涙がうっすら滲んでいた。

この日もストリートファイトを重ね、相手を打倒する摩季。
｢”あの頃”の感じにはほど遠い…｣退屈を感じる摩季の前に、
みちる・ユウ・蓮華・美奈の女子高生軍団が登場する。

｢マキちゃん、プール行こう！｣

こうして、しっかり水着を選び、室内プールへ赴く摩季だが、
そこには宿命の？ライバル・崎山香織との出会いがあった！